『とざされた時間のかなた』 ロイス・ダンカン/作 佐藤 見果夢/訳 評論社
今回ご紹介する『とざされた時間のかなた』は、アメリカのYA向けミステリー小説です。
作者のロイス・ダンカンは、高校時代からYA向け雑誌に、記事や短編物語が掲載されていたベテランで、ホラー映画「ラスト・サマー」の原作も、彼女の手によるものです。
この本の主人公は17歳の女子高生ノア。
母親が他界して1年もたっていないのに、父親はアメリカ南部の、それもとびっきりの美女と再婚。
学校の夏休みを利用して、ルイジアナ州の空港にノアが降り立った場面から物語は始まります。
映画「風と共に去りぬ」にでてくるようなお屋敷で、主人公は数々の疑惑と危機に遭遇し、ついにさぐりあてたものとは・・・？
つづきが気になる方、ぜひご自身で確かめてみてください。期待を裏切らない作品だと思いますよ。