『10代のうちに知っておきたい 言葉と心の切りかえ術』 大野 萌子/著 笠間書院
今回、新着図書の中から紹介するのは『10代のうちに知っておきたい 言葉と心の切りかえ術』です。
皆さんは友だちや先輩、親と話しているとき、どう答えたらいいのか分からなくなったり、聞かれたくないことを聞かれたりしてどうしても返事が素っ気なくなってしまう時がありませんか?
「今、忙しいんじゃないかな」と、会話に慎重になってしまう
「なんて言えばいいんだろう」と、言葉が出てこない
「どう思われるだろう?」と、人からの評価が心配
こうした理由で「自己主張をする」ことを避けてはいませんか?
「自己主張をする」=「わがまま」ではありません。
この本では、つい無意識で使いがちな言葉を言い換えて、好かれる自己主張を身に着ける方法を紹介しています。
この本では48個のシーンと解説が載っているのですが、私も読んでて「このシーンに見覚えがありすぎて困る」と共感していました。
例えば、心配してくれる親に対して「(親には)関係ないし」と突き放したり、褒めてくれた友だちに「そんなことないよ」と謙遜したり、嬉しいことがあった時に「自慢じゃないんだけど」で話始めたりと本当によくある、よく聞くシーンが盛りだくさんです。
私が10代の内にこんな本を読みたかった!
みなさんもこの本を読んで一緒に人に好かれる言い換え術を学び、コミュニケーションスキルを高めていきませんか?
7月から9月のYA向け新刊はこちら
- 『中学生のおうち高校受験勉強法』 みおりん/著 実務教育出版
- 『ツイッターで学ぶ「正義の教室」』 坂爪 真吾/著 晶文社
- 『あなたを閉じ込める「ずるい言葉」』 森山 至貴/著 WAVE出版
- 『親の事が嫌いじゃないのに「なんかイヤだな」と思った時に読む本』 藤木 美奈子/著 WAVE出版
- 『10代のうちに知っておきたい言葉と心の切りかえ術 日常の“あの場面”をどう乗りきればいいかを学ぶ、話し方教室』 大野 萌子/著 笠間書院
- 『部活でスキルアップ! 放送部活躍のポイント』 さらだ たまこ/著 メイツユニバーサルコンテンツ
- 『あきらめなかった男』 小前 亮/作 静山社
- 『涙の音、聞こえたんですが』 嘉成 晴香/著 ポプラ社
- 『文豪中学生日記』 小手毬 るい/著 あすなろ書房
- 『スクランブル交差点』 佐藤 まどか/作 小学館
- 『きみの話しを聞かせてくれよ』 村上 雅郁/作 フレーベル社
- 『ダイエット幻想』 磯野 真穂/著 筑摩書房
- 『鈴の音が聞こえる 2』 辻 みゆき/著 講談社
- 『部活でスキルアップ! 勝つ卓球』 平 亮太/監修 メイツユニバーサルコンテンツ
- 『私の職場はサバンナです!』 太田 ゆか/著 河出書房新社
- 『部活でスキルアップ! ダンス上達バイブル』 のりんご☆/監修 メイツユニバーサルコンテンツ
- 『部活でスキルアップ! 文芸部のポイント』 田中 卓也/監修 メイツユニバーサルコンテンツ
- 『鳥』 小手毬 るい/作 小学館
- 『「死にたい」と言われたら』 末木 新/著 筑摩書房
- 『ノクツドウライオウ』 佐藤 まどか/著 あすなろ書房
- 『地図と星座の少女』 キラン ミルウッド ハーグレイブ/作 岩波書店
- 『ぼくたちがギュンターを殺そうとした日』 ヘルマン シュルツ 徳間書店
- 『ルーパートのいた夏』 ヒラリー マッカイ/作 徳間書店
- 『部活でスキルアップ! 演劇部活躍のポイント』 杉山 純じ/監修 メイツユニバーサルコンテンツ
- 『雨にシュクラン』 こまつ あやこ/著 講談社
- 『いつか君に出会ってほしい本』 田村 文/著 河出書房新社
- 『夜フクロウとドッグフィッシュ』 ホリー ゴールドバーグ スローン/作 小学館
- 『鬼と日本人の歴史』 小山 聡子/著 筑摩書房
- 『すき、好き、スキ』 イノウエ ミホコ/作 文研出版
- 『文通小説』 眞島 めいり/作 講談社
- 『保健室経由、かねやま本館』 松葉 めぐり/著 講談社
- 『青春サプリ』 オザワ部長/文 ポプラ社