『ミルクこぼしちゃだめよ!』
スティーヴン・デイヴィーズ/文 クリストファー・コー/絵 福本 友美子/訳 ほるぷ出版
(2019年児童冬の特別展示「おもしろくってちょっとへんな本」より)
ちいさなむらにすむおんなのこ ペンダは、やまのうえのくさちへヒツジのむれをつれていっているおとうさんに、ミルクをとどけにいくことになりました。
このちいきにすむひとたちは、ものをあたまにのせてはこびます。
ペンダも、たっぷりミルクをいれた、おおきなおわんをあたまにのせて、しゅっぱつしました。おかあさんからは「ミルクをこぼしちゃだめよ」といわれています。
とちゅう、たくさんのラクダや、おまつりなどたのしそうなことがいっぱい!
でも、おとうさんにミルクをとどけるため、ペンダはがんばります。
ゆっくり そうっと あるくのよ。ゆらゆらしないで、ふらふらしないで、あわてちゃだめよ。とペンダはじぶんにささやきました。
ミルクを1てきもこぼさず、とどけることができるのでしょうか。
この本は、西アフリカのニジェールというくにのおはなしです。
カラフルな絵で、みているだけでもたのしくなる1さつです。