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鉄道に乗ろう! ~新京成編~

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新京成線に乗りに行こう

今回は鮮やかなピンク色の車体が可愛い、新京成線についてご紹介します。
新京成線は、松戸市にある松戸駅と習志野市にある京成津田沼駅を結ぶ路線です。
実は、経営する新京成電鉄の本社は鎌ケ谷市(くぬぎ山)にあるのです。

鎌ケ谷市では鎌ヶ谷大仏駅、初富駅、新鎌ヶ谷駅、北初富駅、くぬぎ山駅が通っています。
新京成線に乗車したことがある方はご存知かもしれませんが、新京成線の特徴として急カーブが連続していることが挙げられます。
これは戦時中に旧陸軍鉄道連隊が演習用として利用していた軍用鉄道を、譲り受けて開業したためです。当時の日本の軍隊はドイツの鉄道部隊をお手本にしており、「鉄道部隊は45㎞の訓練線を持たなければならない」という規則を参考に訓練線を敷設することになりました。しかし予定地の直線距離は27㎞しかなかったため、残りの18㎞分はカーブをしながら距離を増やしたんだそうです。

図書館には、そんな新京成線の歴史が詳しく分かる本を所蔵しています。


『新京成電鉄 駅と電車の半世紀』(白土 貞夫/編著 彩流社)では鉄道連隊時代や、開業当時の駅の写真が豊富に掲載されています。鉄道史を通して、時代の移り変わりがよくわかります。本館の最寄り駅、初富駅の懐かしい姿は必見です。

『京成電鉄、新京成電鉄、北総鉄道の写真記録』(上巻・中巻・下巻 長谷川 明/写真・文 フォト・パブリッシング メディアパル)は、私鉄3線の変遷をじっくり辿ることができます。
地元とともに歩んできた鉄道の歴史を学ぶことができます。

また新京成線を舞台にした小説も所蔵しています。
『トレイン・トレイン・トレイン 駆け込み乗車、お疲れさまです』(蓮見 仁/著 文芸社)では、新京成線に関する細かな描写やローカルネタに思わずクスっとしてしまいます。

新京成線のホームページでは、歴代の車両写真も載っています。またペーパークラフトや折り紙をダウンロードできるページなど様々なコンテンツもあるのでぜひ覗いてみてください。
【新京成電鉄】

参考資料
『新京成電鉄 駅と電車の半世紀』 白土 貞夫/編著 彩流社
『鉄道ものしりBOOK』 新京成電鉄株式会社企画室/企画・監修 新京成電鉄

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