『夜叉神川』 安東 みきえ/著 講談社
新着図書の中から今回紹介するのは『夜叉神川(やしゃじんがわ)』です。
夜叉神川のそばで暮らしている人々をめぐる短編集です。
かわいらしい表紙にダマされないでほしい。実は半分以上が怖い話なんです。
いい人だと思っていた人の持つ怖い一面がじわじわと見えてくるお話や、
不思議な現象と、人の心の闇の部分が重なった時の怖さにぞくっとするお話、
不思議でちょっと怖いのに優しい気持ちになるお話もあります。
学校の怪談のようなエンターテイメント性に寄った怖い話ではなくて、
人の心の奥を考えさせられるような深みのあるお話です。
怖いお話が好きな人にもそうでない人にもぜひ読んでみて欲しい本です。
7月から9月のYA向け新刊はこちら
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- 『震える叫び』 R.L.スタイン/監修 理論社
- 『不気味な叫び』 R.L.スタイン/監修 理論社
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