YA新着図書 お知らせ

YA新着図書の紹介【7月~9月】

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『パラゴンとレインボーマシン』
  ジラ ベセル/著 三辺 律子/訳 小学館

新着図書の中から今回紹介するのは『パラゴンとレインボーマシン』です。

先天色覚異常のため生まれつき色を識別できない11歳の少年オーデンは、天才科学者である伯父を働き過ぎによる心臓発作で亡くしました。しかし、伯父の家や、大学の伯父の研究室が何者かに荒らされているのを見て、伯父の研究しているものをねらった誰かに葬り去られたのではないかと思い、死の真相を突き止める決意をします。
伯父の家を調べていると、庭の物置の下に地下室があることを発見します。
そして、そこには人工知能ロボットのパラゴンがいたのでした。
オーデンはパラゴンと、新しくできた友人のヴィヴィとともに、伯父が研究していたらしい 「レインボーマシン」 の謎を追います。
レインボーマシンという名から、伯父が研究していたのはオーデンの色覚異常を治して色を見えるようにする機械なのではと考えたのですが、果たしてレインボーマシンは見つかるのでしょうか。
調べていくうちに徐々に明らかになってくるパラゴンの秘密や叔父の死の真相にワクワクがとまりません!
そして、ロボットなのに 「なんだかそんな気がするんです。第六感というか。」 とか「ちょっと退屈」 などと言ったり、エミリー・ディキンソンの詩を暗唱していて、事あるごとに詠んだりするパラゴンが、あなたもきっと愛しくなってくると思いますよ。
ぜひオーデンといっしょに謎を追う冒険に出てみてください。


7月から9月のYA向け新刊はこちら

  • 『医学のつばさ』 海堂 尊/著 KADOKAWA
  • 『くらべる京都』 岡部 敬史/文 山出 高士/写真 東京書籍
  • 『好きな人に触れたくなるのは、どうして?』サビーネ・レミレ/文 ラスムス・ブラインホイ/絵 枇谷 玲子/訳 晶文社
  • 『iPS細胞の研究室 体のしくみから研究の未来まで』
    志田 あやか/著 京都大学iPS細胞研究所国際広報室/編 東京書籍
  • 『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』 大前 粟生/著 河出書房新社
  • 『銀をつむぐ者 上・下』 ナオミ・ノヴィク/著 那波 かおり/訳 静山社
  • 『パトリックと本を読む 絶望から立ち上がるための読書会』
    ミシェル・クオ/著 神田 由布子/訳 白水社
  • 『シャルロッテ』 ダヴィド・フェンキノス/著 岩坂 悦子/訳 白水社
  • 『夏のカルテット』 眞島 めいり/著 PHP研究所
  • 『海を見た日』 M.G.ヘネシー/作 杉田 七重/訳 鈴木出版
  • 『ラスト・フレンズ わたしたちの最後の13日間』 ヤスミン・ラーマン/著 代田 亜香子/訳 静山社
  • 『高校受験で成功する!中学生の「合格ノート」教科別必勝ポイント55』
    小澤 淳/監修 メイツユニバーサルコンテンツ
  • 『オリオンの上』 有島 希音/作 中村 至宏/絵 文研出版
  • 『Fができない』 升井 純子/作 文研出版
  • 『パラゴンとレインボーマシン』 ジラ・ベセル/作 三辺 律子/訳 小学館
  • 『サヨナラの前に、ギズモにさせてあげたい9のこと』
    ベン・デイヴィス/作 杉田 七重/訳 小学館
  • 『都会(まち)のトム&ソーヤ最強ガイド』 はやみね かおる/原作 にし けいこ/画 講談社

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