『ふき』
斎藤 隆介/作 滝平 二郎/絵 講談社
(2021年 児童冬の特別展示「滝平二郎生誕100年 版画と切り絵の魅力」より)
だいば山(やま)の大男(おおおとこ)、大太郎(だいたろう)はこどもがすきで、ちっちゃなふきもよくあそんでくれる大太郎がすききでした。
ふきのとうちゃんは木こり(きこり)の名人(めいじん)で、みんなから大事(だいじ)にされていました。
しかしある日(ひ)、だいば山におそろしい青鬼(あおおに)が出て、ふきのとうちゃんは青鬼に殺されて(ころされて)しまいます。
とうちゃんのかたきをうつ!といって山からうごこうとしないふきをみて、大太郎は青鬼をさがすことにしましたが・・・ふきは青鬼をやっつけることができたのでしょうか。
この絵(え)は版画(はんが)や切り絵(きりえ)できています。ふきの力強い(ちからづよい)顔(かお)など、絵もこまかいところまでじっくりみてください。