『ふしぎなしっぽのねこ カティンカ』
ジュディス・カー/作・絵 こだま ともこ/訳 徳間書店
(3月のテーマ展示『し』のつくもの あつまれ!より)
おばあさんとカティンカというなまえのとてもかわいいふつうのねこがいっしょにくらしています。カティンカはしろねこですが、しっぽがシマシマになっていてちょっとかわっています。「すてきなしっぽだね」というひともいるけれど、「おかしなしっぽだね」というひともいます。そんなとき、おばあさんは「とんでもない。とってもかわいいふつうのねこですよ」とこたえます。
おばあさんとカティンカはとってもなかよし。カティンカはおばあさんのくつしたをはくおてつだいをしたり、テーブルからすとーん!とじょうずにちゃくちするげいとうもみせてくれます。でも、じぶんのしっぽだけはおばあさんにさわらせません。
あるばん、おばあさんがめをさましてそとをみるとカティンカがもりのほうへはしっていくところでした。しっぽがいつもとちがうようです。そとにでると、とおりにはどうぶつたちがいっぱい。みんなカティンカをおいかけてはしっていきます。おばあさんもいっしょにおいかけてもりへたどりつくと…!?
さあ、カティンカのしっぽはどうなっていたのでしょう。
いえでねこをかっているよ!というひともたくさんいることでしょう。ときどき、しっぽをみてみましょう!もしかしたら、カティンカのようにしっぽがちがっているかもしれませんよ!!